身近にある手を出してはいけないもの

3大薬物である、カフェイン、ニコチン、アルコールが含まれているものに手を出してはいけません。なぜなら、体に悪く、また、他人に迷惑をかけることもあるからです。

1つ目のカフェインですが、過剰に摂取すると、興奮、心拍数の増加、めまい、不安、不眠などが起こります。加えて、消化器官を刺激することで、吐き気、下痢、嘔吐などが起こります。

2つ目のニコチンですが、血管収縮、血圧上昇、心拍数の増加、胃もたれ、吐き気、胸やけなどが起こります。長期的には、肺がん、食道がん、胃がん、膀胱がんなどのリスクを高めます。

そして、ニコチンが含まれているタバコの煙を吐くと、臭いや受動喫煙で他人に迷惑をかけます。

3つ目のアルコールですが、高血圧、脳卒中、痛風、肝臓病、急性すい炎などが起こります。加えて、お酒をよく飲む人は、口腔がん、喉頭がん、食道がん、肝臓がん、乳がんなどが発症しやすくなることがわかっています。

そして、酔うと、暴言、暴力、事故などによって、他人に迷惑をかける確率が上がります。

この3大薬物が含まれているものに手を出してしまうと、その後、何度も手を出してしまいます。本当はまずいものをおいしいと感じる錯覚と、リラックスできていないのにリラックスしていると感じる錯覚を味わうために、お金を出し続けてしまうのです。