死について

死とは、命がなくなることです。命とは、生きていくための「もと」となる力のことです。

死は、死の三兆候に該当する場合に成立します。死の三兆候とは、呼吸停止、心拍停止、瞳孔散大と反射消失のことです。

死ぬ理由は、生物の仕組みだからです。地球上の生物は、死ぬものだけが存在し続けていて、我々も、その仕組みの中に在るので死にます。

死ぬと、身体は地球の一部に、もしくは、分解されて他の生物の一部となります。意識は無くなり、痛みや苦しみから解放されます。

死後の無意識は毎日体験しています。寝ているときの無意識の状態です。それが永遠に続きます。

多くの人は、死ぬときの痛みや悲しみ、死後の無を想像して、死に恐怖を感じます。これは本能なので無くすことはできませんが、減らすことはできます。

その方法は、幸せになることです。充実感が死の恐怖を減らします。