宇宙で銀河同士が衝突して、大量の星が形成されました。その中の1つが地球です。原始地球には、いくつもの惑星が衝突し、大きな惑星の衝突で地球から月が生まれました。
地球の中心部にできた外核が、電流を発生し、地球を覆う巨大な磁場が生まれました。この磁場が、降り注ぐ宇宙線を和らげたので、生命が誕生しやすい環境ができました。
また、偶然誕生した「月」の引力で、湖に満ち引きが起こり、細胞を作る場である乾湿サイクルが生まれました。
間欠泉の地下で化学反応が起こり、生命の材料となる様々な分子が生まれました。この分子同士が交じり合い、自己複製を身につけます。
これらが、脂質の膜に取り込まれて「原始生命体」が生まれました。
生命体は、繰り返す全球凍結で、何度も大量絶滅をしました。この大量絶滅によって、それまでとは違う新しい生物が生まれ、進化が加速しました。
カンブリア紀に生まれた脊椎動物が進化して、魚類が生まれました。魚類は、両生類に進化して、肺の機能を手にしたものが陸上に進出しました。
この両生類から、爬虫類、哺乳類に進化をし、哺乳類が霊長類に、そして、霊長類が人類に進化しました。
このように、人類は「たまたま」生まれました。